![]() ![]() 材料を揃えるのに見慣れぬメーカー名が出てきたりして躓く方も多いかと思いますが、実はそれ程種類はないので有名所を数社押えてしまえば後は迷うこともないです。 自分で材料を揃えられるようになると、応用も利きますし××の世界が広がりますよ〜。 2004.7 記
1.挑戦してみたいけど難しそう…。 2.材料を準備しましょう。 3.必要な材料 4.-布- 5.-刺繍糸- 6.-ビーズ- 7.-特殊糸- 8.バックステッチは? |
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1つでも作品を完成させた経験をお持ちの方でしたら、何の心配もないと思いますよ〜。 後は全部同じです。 ただ、キットとは違い図案のみなのでクロスステッチの刺し方の解説はありません。 最初に「1つでも〜」と言っているのはこの為で、クロスステッチの方法を知らないと図案を見ても意味が分からないかと思います。 別途、解説を見ながら刺されるのでしたら、初めてでも大丈夫かと思います。 クロスステッチって、本当に技法的には簡単ですから…。 L&L や Mirabilia はデザインから受ける印象が豪華なだけに難易度も高く思われがちですが、実際は色も固まっているし、分数ステッチ・BSはほとんどないし、かなり刺しやすいと思います。 大作が多いので時間はかかりますが、1つ1つの色の面積も大きくなるので小さなものより刺しやすかったりもします。 特にラメやビーズの多いデザインは見本写真では実物の魅力が伝えきれていない事が多いので、見本写真よりずっと素敵に仕上がりますよ〜。 迷われている方は Let's Try !! 必要なのは技術ではなく作品への愛情です。 - △ -
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どこで?ネット通販で。 お近くに大きな手芸屋さんや刺繍専門店があればそちらで扱っているかもしれませんが、現状では実店舗ではまだあまり置いてないです。(そもそも実店舗自体もあまりない…) 通販は実物を自分の目で確認出来ないのがネックではありますが、自分が動くより送料の方が安上がりだったり、家にいながら手にする事が出来たりと便利ですよ〜。 国内のネットショップも増えましたし。じぇるのお店でも扱っています。 何か起こった場合に英語で交渉する覚悟とクレジットカードがあるのでしたら、海外通販も良いかと思います。(トラブルは国民性の違いと海を越えるという物理的な輸送距離の長さで国内通販より発生率は高くなっちゃうのですが、品揃えの豊富さはやっぱり魅力。金額の比較時には関税がかかる可能性に注意。) - △ -
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キットとは異なり、材料は自分で1つ1つ用意します。 大別して図案・布・刺繍糸。必要であれば、特殊糸(ラメ・ウール等)・ビーズ。 図案に指定されていますので、必要なものを用意します。 (分からない英単語が出てきたら、大抵はメーカー名なので辞書を引くのではなくネットで検索した方が早いと思います。) ラメ糸やビーズは最後に刺すので、取り敢えずはなくてもいいです。 ただ、実際に使う際=完成目前になって入手しようとして在庫切れだったりすると、輸入品が多い為に次回の納品まで時間が空いちゃったりします。 後少しで完成なのに材料が揃わない!!なんて事態を避ける為にも、余裕を持って準備した方が良いと思います。 因みに、1つ1つ用意するのは面倒だったり訳が分からなくなってしまった方にはじぇるのお店で材料セットとしてご用意しております。 - △ -
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Wichelt と Zweigart(メーカー名) が二大巨頭。このどちらかが指定されている事が多いです。 デザイナーさんの指定通りの物を使うに越した事はないのかもしれませんが、私は拘る必要はないと思います。 手に入りにくい、リネン(or アイーダ)は苦手、手持ちの布を使いたい、目が細かいのはちょっと…等々、様々な事情があるかと思いますので、ご自身の好みで選ばれると良いかと思います。 指定とは違う色を選ぶ事で、また全く違った雰囲気になる事もあって面白いですよ〜。 まずは布を決めます。 「Stitched on 32 count Twilight Blue Linen (2 over 2). Fabric from Wichelt.」 例えば図案にこのように書かれていた場合は 「Wichelt社(メーカー名)の32カウント(布の目の粗さ) Twilight Blue (色名) Linen(布の種類)」が指定布になります。 これを参考に布を選んで下さい。 色が分からない時はメーカーの公式サイトにいけば、大抵は色見本が置いてあります。 (参考) ・カウント ・リネン ・作品サイズの割り出し方 - △ -
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海外の図案ではDMC(メーカー名)が指定されている事が圧倒的に多いです。 クロスステッチを継続するのであれば、DMCをベースに揃えていくのがやっぱり楽だと思います。 キットの残り糸や普通の手芸店でも入手しやすい国産メーカーで代替するのでしたら、本物の糸が巻きつけてあるDMCの色見本帳があると便利です。(WEB上のものや印刷されたものですとやっぱり微妙な色味が変わってきてしまうので…) ただ、代替する場合も1つのブロックの中では他メーカーのものと混ぜないようにしましょう。 糸の状態では同じ「白」に見えても、刺してみると微妙な光沢や縒り・太さの差等が目立つようになります。 1つのデザインの中で、例えばドレスの白と羽根の白が異なっているのは構わないかと思いますが、同じドレスの中で切り替わっていると案外と気になるものです。 布の目の大きさを変更した場合は、それに伴って糸の使用量も変わってきますので注意。 - △ -
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Mill Hill (メーカー名)が指定されている事が多いです。 Mill Hill の色番号は5桁なのですが、図案によっては頭のゼロを省略している場合もありますので注意。 こちらは刺繍糸のようにグラデーションで使用したりする事はあまりないので、微妙な色の差に拘る必要はないかと私は思います。 メーカーの公式サイトで色を確認して手持ちのものや入手しやすい国産の物で代替するのも良いかと思います。 (参考) ・How to ビーズ - △ -
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Kreinik(メーカー名) ・ Rainbow Gallery(メーカ名) ・ Needlepaints(ブランド名)等。 こちらもビーズと同じく微妙な色の差はあまり問題ではないので、代替しても良いのではと私は思いますが、それぞれ種類が豊富なのでこちらにしかない色も多いです。 (参考) ・How to ラメ糸 - △ -
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材料さえ準備できれば、後は普通に××するだけです。 ××が終わったら、(数は多くないですが)バックステッチを入れていきましょう。 白黒図案の為、バックステッチを色で区別する訳にいかないので文章で書いてあります。 「Backstitch in two strands ・Face,ear,and neck in 356」 「2本取りでバックステッチ。顔、耳、首は356番で」(←直訳)という意味になります。 分からない単語があっても消去法で大抵は確定できるはずです。 量が多い場合は、色鉛筆で図案に書き込んで色分けしてしまうと分かりやすくなるかと思います。 時々、本数の指定が抜けている事がありますが、その時は1〜2本取りでお好みで。 私自身はBSの存在感が出すぎるのが好きではないので、2本取り指定であっても1本取りに変更してしまう事も多いです。 - △ -
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