![]() ![]() ◆2002.05.05 製作経過 写真保存のススメ ◆2002.05.07 スクロールフレームと刺繍枠 ◆2002.05.10 Angel of Winter 〜山越え〜 ◆2002.05.14 Angel of Winter 〜白地獄脱出〜 ◆2002.05.17 Angel of Winter 〜ラメの水玉〜 ◆2002.05.18 Angel of Winter 〜お洗濯〜 ◆2002.05.20 Angel of Winter 〜完成〜 ◆2002.05.24 スランプ? ◆2002.05.25 時間の使い方 ◆2002.05.27 指負傷 |
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もう1周り大きなのが欲しくて作ってみました。(正確には作って「もらった」)。 愛用のはラップトップ式。自分で支えなくてもいいのでお気に入りだったけど、そこまでするのは面倒なので枠の部分のみ。今持っているのを利用できれば簡単なんだけど、あいにく米国製の為ネジの規格が合わず、最初から。 ・・・と言っても、縦軸になる角材と横軸の丸棒を蝶ネジで組み合わせただけ。ねじ切り等の道具がちょっと高くついちゃったけど、材料自体は1000円程度。既製品を買うよりずっとお手頃。これからは横棒だけ長さとりどり揃えれば、作品サイズに合わせてフレームサイズを変えるのも自由自在。 何でも買おうとしないで、まずは自分で作れないか考えてみましょう。 ・・・ってどこかで聞いたフレーズだけど、実感しました。 - △ - |
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最近、制作経過も載せて下さるサイトさんが増えましたね。 私はこれ大好きなので、非常に喜ばしいです。 制作経過写真のツボ。 1.自分も一緒に刺しているような疑似体験が出来る。 2.自分とは全く違った刺し進め方を見ることが出来て勉強になる。 一傍観者としてはこんな感じですが、自分の作品の場合。 記念に残るというのもありますが、励みになるんですよね。 特に今の私のように白地獄でもがいていると、なかなか進まなくてイライラします。 ところが、写真で見ると例え僅かでも確実に埋まっているのが目に見えて分かるので、ガンバローという気になります。 写真を撮る事自体は、それ程手間ではありません。(デジカメの場合ね) 記録に残す為に作品を美しく整えたり(要するにアイロン)、人様にお見せする為に画像を加工したり、が面倒です。 でも・・・。自分の為だけなら・・・。 ここ数日、最初に写真を撮るようにしました。 自分を叱咤するツールにするだけなので、フレームにかかったままの状態で。 なるべく近づいて(←これポイント。僅かの差を大きく見せる為には、全体を写すより今刺している部分だけの方が効果的)。 少しずつ、本当に少しずつでも変化が見えるのでやる気が出ますよん。お試しあれ。 - △ - |
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スクロールフレームに途中から変えてみて思ったこと。 どちらが刺しやすいかは個人の好みもありますが、スクロールフレームの方が作品の傷みは少ないというのは事実だと思います。大きな作品の場合はね。 既に刺し上がった部分の上に枠をかぶせるのもなかなか勇気が必要ですが、何より枠から垂れ下がっている部分!! これが服なんかと擦れるんですよね。そして傷む。 2,3目しか刺していないような所は特に傷みが激しい。 後から周りを刺し埋めると若干目立たなくはなりますが、どうも気になる。 スクロールフレームに変えた途端にペースが落ちている・・・のは、白地獄のせいだと思っていますが、フレームの影響なのかな?(←って自分の事じゃん。) 刺繍枠の方が本人の感覚は別にして、効率はいいのかも。 単純比較できないので、何とも言い難いんだけど・・・。 それでもやっぱり私は美しさを取りたい。 枠から垂れ下がる布が服と擦れる程に大きな作品を刺す場合は、スクロールフレームを使おうと改めて決意したのであった。 - △ - |
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無限に続くかに思われた白地獄もようやく一山越えたような気がします。(注:終わった訳ではない) 刺繍糸1本で50目刺せるとします。実際に数えてみた事はないのであくまで仮定。 (1本というか1回分というか・・・。糸変えしないで刺せる量) 同じ50目でも、「50目×1段」と「5目×10段」だったらどちらが刺しやすいか? (注:今は空いている部分を全部刺し埋めている段階なので、50目を数える必要はない) 簡単なのは前者です。・・・が、楽しいのは後者です。 1段でも完成すると、それなりに達成感があるのか気持ちがリセットされるのか次への弾みになります。 ・・・が!!延々と横に刺していくだけってかなり辛い。 あっという間に嫌になって中断してしまってました。 (実は、この法則って編み物にも当てはまったりする。幅の広い身頃は嫌いですじゃ。袖の方が楽しい。私だけ?) ここで、トップページの Now Stitching (最新画像)をご覧下さい。 この場合、辛いのはスカートの左下(というか中央というか)の部分。 いちばん幅広の所は50目どころか90目位あります。刺繍糸1本では行って帰ってこられません。 ここをやっと終える事が出来ました〜!! まだ右の裾の部分が残っているけど、後はさくさくっと刺せそうな手応え。 白地獄もようやく終わりが見えて、ちょっとホッとしました。 (この先にまだラメ地獄とビーズ地獄が待っているのは気にしないように) - △ - |
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長かった・・・。本当に長かった白地獄。ついに脱出〜!! 終わってみると、やっぱり白は効果的な色だなーと思います。 ベタ刺しのはずなのに、何故か立体感がある。 遠く離れた所のグラデーションから受ける印象を脳内補完しているのかな? これが他の色だったら、更に細かくグラデーションで刺していかないといけないんだろうなぁ。 で、今度はラメ。銀糸。フィラメント。・・・4本取り!? フィラメントを扱うの自体も久しぶりなのに・・・。 緊張しながら始めたら、4本引き揃えるのがちょっと手間なだけ。 実際に刺し始めてしまえば思ったより簡単。良かった〜。 恐らく写真では分からないのでちょっと虚しいかなーと思いつつ刺していたけど、実物は良い!! ラメ入れた途端に、キラキラして透明感がup。いかにも冬って感じがまた良し。 ・・・で、調子に乗りすぎた?目の奥に痛みが・・・。(←だから学習しろって。。。) でも、時間的にも作業量的にもそんなにかけてないよ? ラメのキラキラが目に負担なのかしらん? このページに直リンで来てくれている人っています?(←いるのかな?) 少しディレクトリをいじったので、リンク切れちゃっているかも。 今後も突然構成を変えるかもしれないので、できればTOPページから入って頂いた方が安心かも。 - △ - |
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今週中には完成の予定だったのに、歯痛のせいで失速中。 やっぱ健康が第一ですなとつまらない所で実感してみたり。 スカート全体にラメ糸で水玉模様を散らしています。 これ、L&Lでは割と良く使われる手法です。フリーチャートでも何回か刺した気がする。 既に慣れっこなので、自分の中で刺し方が確定していて楽。 どうやって刺すのが早い(&綺麗)かなーと考える作業が1つ減ります。 同じデザイナーさんの作品ばかり刺していると、同じ技法(・・・という程の物でもないが)の応用って良くあります。 単純に髪よりドレス部分が刺しやすい、というような経験値も溜まっていきます。 重症になると色記号も大体同じなので、勝手にこの記号はこの色と思いこんでしまったり。 「Eは758、・は white」とか。 違う色番号が指定されていたりすると何だか座りが悪くなってしまうんですよね。 ・・・という悪影響もありますが(恐らく私だけです)、同じデザイナーさんの作品を刺しているとどんどん刺しやすくなっていくのは強みだったり。 - △ - |
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忘れてたぁぁぁ〜!!! マイルールとして普通の刺繍糸部分が終わった所でお洗濯するようにしています。 小さい作品であっと言う間に刺し上がったような物は「汚れていない」と判断して(←おーい・・・)洗わない事もありますが。 大作の場合は扱っている期間も長いから汚れやすいし、何より作品への思い入れが違うのできちんと洗って仕上げたい。 ・・・のに〜!!! 大作を刺したのが久しぶりだったのと、後5段で完成〜という状態で翌日に回ってしまった事とですっかり忘れていたわ。 ※解説 「刺繍糸部分完成」のような山場が1日のどこで来るかって、今後の行動を左右しますよね?(←弱気。同意を求める疑問型) 後30分位時間が残っているけど、という終わりがけの時だったら「続きは明日〜」って気分になる。 時間はなくなったけど後少しで完成〜だったら、予定を変更して仕上げてしまったり。 今回は刺し始めのまだまだ元気な時だったから、つい余勢を駆ってそのままラメ糸に突入しちゃったの。 この作品は白が基調なので、お洗濯自体を省略する事は出来ない素敵な汚れ具合。 でも、今丁度 Wisper(ウール糸)部分を1/3程度終わった所という状態だから、今すぐは洗えない。 ほら、何となく・・・。洗った所と洗わない所で差が出そうじゃないですか・・・。 (というより、Wisper を洗いたくなかった。。。アクロンでも使う?(←やめとけ)) ・・・いっそ忘れたままでいたかった・・・。 途中で気付くより完成してから気付く方が、すぐに対応できるから気持ち的に楽だったに違いない。 - △ - |
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完成しました〜!! 何だかいつも以上にラメとビーズが効果的。 実は、途中からイマイチ納得のいかない出来になってきていたんですよね。 いつもは(大作では)使わない枠のせいという事にしているのですが。 枠を移動する際にきちんとアイロンをかけずに無理矢理皺を伸ばしたせいか、×が歪んでいる気がする。 枠の中央と端とでは布にかかるテンションが違うからか、枠をはずすとボコボコしている。 服と擦れて傷んでしまった部分も、毛羽立ちが目立つ。 ただでさえ薄い色の糸は痩せているのに、白に入る段階でスクロールフレームに変えたせいか(←枠とフレームで手加減が違うらしい)白が異常に薄っぺらい。 …等々、恐らくは刺している本人しか気付かないような些細な事までが気にし始めたら色々と気になって仕方がない。 ・・・のですが!! ラメとビーズを入れた途端、視点がそちらに集中するからか全く気にならなくなったのであります!!(←何を興奮しているんだか) ビーズにこんな効果があるとは、デザイナーさんも計算外であろう。(邪道じゃ・・・) 仕上げに関してまだまだ語りたい事があるんだけど、長くなったのでまた今度。 - △ - |
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ここ2日、全然針持ってないや。珍しい。 色違うんじゃ疑惑のせいで、何かやる気を削がれていて・・・。 このままじゃ、次回の定期更新のネタが何もなくなってしまう〜。 ↑因みにこれ、チクチクの原動力になっていたりします。 作品を見せたいからサイトを始めたはずなのに、サイトの為に刺しているなんてね。 本末転倒な気もしますが、ま、どちらも充実するからいいかと思うことにして。 Angel of Winter をupした際に、どうしたら早く刺せますか?みたいな質問をいくつか頂きました。 その時に考えた答えがこれ。こういう面もあるなーって。 「負担にならない程度にプレッシャーをかける」 1日の時間ノルマを決めるとか、完成日目標を決めるとか。 私の場合は、たまたまサイト更新って事ですね。 ・・・と偉そうに言っておいて、いきなり今度の更新でつまづきそうな予感・・・ - △ - |
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(微妙に昨日の続き) クロスステッチって手の早い遅いの差がそれ程ないような気がします。 他の手芸は「おしゃれ工房」とか見ていると、プロ(?)の方の技に感嘆します。 編み物(特に鉤針)なんて比較的手の動きが大きいので、早回しビデオを見ているような錯覚に。 引き替えクロスステッチは初めてでもそれなりに形になる代わりに、熟練してもそれ程時間の短縮はできないというか。 この人早いなーと思う人はやはりそれなりの時間を費やしているようですし、完成までにかかる総時間は変わらないように思います。 キルト作家でありタレントでもあるキャシー中島さんが著書の中で「キルトの時間は自分で作るもの。忙しいと言っていたらいつまでたってもそんな時間は生まれてこない」(←大意。かなり脚色)と言われてたのを読んで印象に残りました。 外から見える範囲だけでも随分忙しそうなキャシーさんにとって、キルトの時間は睡眠時間を削ってでも作り出すだけの意味のある時間なんだなー。 価値観なんて人それぞれなんだから、同じ時間〜ここでは刺繍する時間〜を限られた24時間の中にどれだけ割くかも人それぞれ。 多くの時間を割けるから偉いって訳でもないし。 私が2ヶ月で仕上げる作品を、1ヶ月しかかからない人もいれば何年も温める人もいる。 それはそれで、いいんじゃない?その分、他の事を楽しんでいるって訳だし。 - △ - |
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ゆーびーきーったー。 しかもハサミで。器用なヤツめ。 ご注文の布を裁っている時。 縦からと横からとハサミを入れるけど、元々の布が大きいので簡単に回して方向転換できない。 そうは言っても、自分が動くよりは楽なのでよっこらせと布を回す。 ・・・んだけどさ。 縦から切っていって、次に横から切っていって、ドッキングするべき所で縦がほんの少しだけ切り込みが足りなくて。 つい横着してハサミを回してしまったのよ。90度。 その進む先には私の左手がありましたとさ。 押さえるとやっと血がにじむ位の軽傷だけど。 商品に血がついたら大変なので、一応絆創膏を巻く。 すると・・・。 何となく意識がそこに集中するのか、痛い!!(ような気がする) 皆さん、布を裁つ時にはハサミではなく布を動かしましょうね。(←そんなヤツおまえだけじゃ〜) - △ - |