プリンス・エドワード島探検記 4 

戦利品
PEIでは本当に手芸が盛んです。
何故かことごとく写真を失敗してしまったのでご紹介できないのですが、街のいろんな所でキルトが使われていました。これが実にさりげないんですよ〜。
「赤毛のアン」にも度々登場しますよね。(じぇるの持っている村岡花子訳だと、終戦直後のせいか「木綿の刺し子布団」と訳されていて笑えます。)
日本人のキルトと比べると、目が粗かったり、突拍子もない柄が組み合わされたりしていますが、その分、観賞用ではなく実用であったという歴史が実感できたように思います。

街を何気なく走っていても、クラフトショップがたくさんありました。
残念ながら時間的な余裕がなかったのと、同行の友人があまり興味がなかったのとでショッピングを堪能する事は出来ませんでしたが、それでも友人を付き合わせて主に土産物屋で手に入れてきました。
土産物屋で普通に売っているんだから、やっぱり違う。


後日談
その1で「外国のホテルにはシャンプー・歯磨きセットがない」と書いた所、友人から物言いがつきました。
普通のホテルにはシャンプーはあるそうです。
我々が泊まったのは普通のホテルではなかったのね・・・。

※注・・・今回の旅行は友人におんぶにだっこですべて手配してもらった上に、旅行中に折半する料金(ホテル代・食事代・ガソリン代等)も友人が管理してくれた。
その為、何にいくら使ったのか全く把握していないのであった。

で、その後、歯磨きセット常備の是非について大激論(大袈裟)を交わしてしまいました。
1日髪を洗わないより歯を磨かない方が気持ち悪いからシャンプーより歯磨きセットを置いておくべき、というじぇるの主張に対し、友人がニューヨーカーの意識調査までしてくれて出した結論。

  基本的に歯磨きセットはないものと認識しているので、持参が常識。
  シャンプーが優先して置かれるのは歯磨きセットよりコストが低い点と
  携帯用のシャンプーが市販されていない点によると思われる。


アメリカでは基本的に「大きいこと=素晴らしい」という公式が成り立つようで、何に寄らず小さいものを探すのはなかなか難しいとか。
日本のコンビニで見る使い切り用のシャンプーや化粧水等のお泊まりセットなんて、発想自体がないみたい。

そういえば、携帯電話もでかかった。日本の発売当初位の大きさかな?
向こうの人は手も大きいから、あれより小さくするとボタン操作がしづらいのかもしれないけど、重いのはいただけない。
・・・けど、ウォークマンの代わりに普通のラジカセを持ち歩いている人も日常の光景として見かけたので、重さも気にならないのかもしれない・・・。


 長らくお付き合い頂いたPEI探検記も今回で終了です。
 本当に美しい島でした。風景だけではなく住んでいる人の気持ちも・・・。
 赤毛のアンやモンゴメリに興味がない方も、数々の感動を得られると思いますよ〜!!

 

2000.08.21 up / 2004.06再録
再録に辺り、フォームの体裁を整えました。
当時は戦利品も写真で紹介しておりましたが、削除しました。




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