●ヴィクトリア&アルバート博物館
刺繍モチーフの膨大なコレクションのある博物館。
じぇるさん的にここは外せないが、友人は興味がないそうなので別行動に。
ここも入館無料。入口の扉を入った途端、係りのお兄さんがパンフレットをくれる。
おお、無料なのにサービスいいじゃん。
でも…。この館内案内図、良く分からない…。
たった2階建てのくせに、どうして図が7,8枚にも分かれているのさ?
(どうやら特定の階段を使わないと行けない部屋があるらしいが、バラバラの地図を頭の中で組み立てられるような器用な芸当はできん)
仕方がないので、持参のガイドブックの略図を頼りにする事にするが、これ、日本語なんだよな。
当然ながら、館内の案内標識は英語なんだよな。大丈夫か?
基本的には好物は最後に残しておくタイプのじぇるさん。
でも、ここは1日では回りきれない大きな博物館。それを数時間で見て回ろうという無謀計画。その上、ウェストミンスターの予想外の待ち時間により更に時間は押している。
ここは大人しくお目当てから見て回らないと、泣きを見る羽目に陥りそうだ。
取り敢えずウィリアム・モリスの部屋に行くか。
モリスの部屋は1階のいちばん奥。(遠い…)
途中の展示室は全て単なる通路と化し、凄い勢いで通り抜けつつも面白い物は見落とさないよう視界は最大限に保つ。(疲れる…)
なーんかコーヒーの良い香がしているなぁと思っていたら、モリスの部屋があるはずの位置に何故か喫茶店が。(あれ?迷った?)
しばらくウロウロしてみるが、どう考えてもここがモリスの部屋のはず。
…と思ったら、上の方に「モリスの部屋」ってプレートがはってありました…。
上はじぇるさんの視界外だってばさ。
この部屋の壁紙がモリスのデザイン。らしい。
何しろ喫茶店になっているので入り口からこっそり覗いただけなので…。
オープンカフェだし、見学だけして注文せずに立ち去るのは可能だろうけど。一人のせいもあって気弱。残念。
(ていうか、こういう利用の仕方、やめて下さい…)
さて。メインのファブリック・コレクションに向かいましょうか。
・・・上る階段を間違えたのか、変な所に出る。あれ?今度こそ迷った?この建物、複雑だってば。
迷子になったら、今来た道を引き返して分かる所からやり直すのが定石。
でも、同じ道(=展示室)を2回通りたくない。ただでさえ時間が足りなくて回りきれない部屋があるというのに。
妙な拘りの結果、勘(←当てにならない)を頼りに適当に進む事に。
大丈夫か?
つづく。